主は言われる、それゆえ見よ、わたしがこれを傾ける者どもをつかわす日が来る。彼らはこれを傾け、その器をあけ、そのかめを砕く。
主はヤコブの栄えを回復して、 イスラエルの栄えのようにされる。 かすめる者が彼らをかすめ、 そのぶどうづるを、そこなったからである。
モアブではどこの屋根の上も、広場も、ただ悲しみに包まれている。これは、わたしが、だれもほしがらない器のようにモアブを砕いたからであると主は言われる。
その破れることは陶器師の器を破るように 惜しむことなく打ち砕き、 その砕けのなかには、炉から火を取り、 池から水をくめるほどの、ひとかけらさえ 見いだされない」。
おまえは鉄のつえをもって彼らを打ち破り、 陶工の作る器物のように彼らを 打ち砕くであろう」と。
モアブとその町々を滅ぼす者は上って来、 モアブのえり抜きの若者たちは下って殺されたと 万軍の主と名のる王が言われる。
モアブはその幼い時から安らかで、 酒が、沈んだおりの上にとどまって、 器から器に、くみ移されなかったように、 捕え移されなかったので、 その味はなお存し、その香気も変ることがない。
滅ぼす者はすべての町に来る、 一つの町ものがれることができない。 谷は滅び、平地は荒される、 主の言われたとおりである。
牧者よ、嘆き叫べ、 群れのかしらたちよ、灰の中にまろべ。 あなたがたのほふられる日、 散らされる日が来たからだ。 あなたがたは選び分けられた雄羊のように倒れる。
見よ、わたしは北の方のすべての種族と、わたしのしもべであるバビロンの王ネブカデレザルを呼び寄せて、この地とその民と、そのまわりの国々を攻め滅ぼさせ、これを忌みきらわれるものとし、人の笑いものとし、永遠のはずかしめとすると、主は言われる。
そこで、あなたは、一緒に行く人々の目の前で、そのびんを砕き、
その君たちは、しもべをつかわして水をくませる。 彼らが井戸の所にきても、水は見つからず、 むなしい器をもって帰り、 恥じ、かつ当惑して、その頭をおおう。
モアブの娘らはアルノンの渡しで、 さまよう鳥のように、 巣を追われたひなのようである。
その時モアブはケモシのために恥をかく。ちょうどイスラエルの家がその頼みとしたベテルのために恥をかいたようになる。